能登半島地震|被災地支援活動レポート2/9-13

2024年2月9日(金)

シート掛け作業

3棟分に分かれた家屋の屋根は約90坪位の屋根面積があり、全員で手分けをして無事に完工。
これで被災者は安心できると、確信します。
山梨県支部は、来週2月13日〜15日の活動のため夜に解散。

活動の現場より

東京都支部 川合さん(28歳)

被災地での活動は初めての参加です。
被災地状況は家屋の瓦屋根が落ちたり、崩れたり、道路も陥没してる所も多くあります。シート掛けする家屋の住民はほとんどの方が避難している状況です。
作業はシート掛けの準備全般、下での作業が中心です。一度、屋根へ上ったが怖いです。屋根の瓦は少しでも濡れていると滑るので、足元には気をつけて作業します。シートの掛け方ひとつでもコツが必要で、勉強になります。

被災者の方は避難されていて会うことはあまりないですが、車に「災害支援」のステッカーが貼ってあるのを見て、声をかけていただくこともあります。災害に遭われた人たちの力になれたらと思います。

活動の現場より

東京都支部 八戸さん(28歳)

8日から作業にあたっています。
20歳の頃、東日本大震災に際し、福島県で放射線の道路除染や森林除染作業をした経験がありますが、今回、屋根のシート掛け作業は初めての参加です。
普段の仕事は、解体作業等で屋根へ上ったり高所作業にも慣れていますが、被災地での作業は足場がない作業なので、色々と教えてもらいながら危険な場面がないよう、皆で声を掛け合って作業しています。自分にとっては初めての作業ばかりですが、屋根の専門の職人が一緒になって教えてくれます。

被災地での滞在では、キャンピングカーを手配してきたので、電気や寝る環境を整えてきました。仮設トイレなども利用でき、今のところ生活面でも不自由なく過ごせています。

中学校3年生の頃、東日本大震災が起こり、出身地も近かったことから自衛隊の方々の支援があるなかでの学生生活を経てきました。規模や場所は違いますが、今回の災害が起こり、今度は支援する立場としていかに被災者の方々に笑顔になってもらえるか、という事しか考えていません。モノを直す事以上に、元々住んでいた方がどれだけ笑顔になれるか、一人でも多く笑顔になれれば、という想いで作業にあたっています。

2024年2月10日(土)

朝から雨の降っていたため、被災者宅近辺で止むまで一旦待機しました。
しかし、雨が午後まで降り続きそうであり、止んだとしても屋根が渇くのを待つには時間がかかるため危険があると判断し、この日は解散を決定。
東京支部に解散を通達。本部は第2陣の準備のため7軒の家屋調査を行いました。

2024年2月12日(月・祝)

2024年2月13日(火)

石岡代表理事は東京都主催の防災研修に参加後、その足で高岡市に一泊。市内で昇降機を借り、撮影班と共に能登町役所へ入りました。
道中は工事車両などが大渋滞で、お昼に到着して職人隊と合流。撮影班も加わりました。

東京都の研修で石岡が留守にしていた為、12日の第2陣より大月本部の幡山が指揮をとりました。
広島県メンバー10数名と能登町役所で一泊過ごし、「石岡の留守中、緊張して眠りが浅かった」とのことでしたが、完璧な段取りありがとうございました。

活動の現場より

山梨県支部 小田切さん(50歳)

被災地での活動は初めての参加です。第一陣で13日より作業にあたっています。
被災地の家屋の状況は、瓦が落ち応急処置でシートが掛かっていますが、土嚢で固定してあるだけの、強風には耐えられない掛かり方になっています。
(当協会のシート掛けは、木材で屋根へ固定する為、風に飛ばされにくい工法です)
作業にあたった家屋では、屋根の一番高い部分(棟)が割れているので、雨や雪が降れば染み込んでしまう状況です。

現地での作業は、屋根に登ってシートを掛けています。普段から建設現場での仕事で、高所作業には慣れているので、怖いというイメージはありません。足場がない状況ですが、シートを掛けながら足場となる桟を作って安全第一で取り組んでいます。特に、屋根の勾配への注意や、剝がれている瓦を踏まないように安全面で気をつけています。

能登町役場の敷地内に車や資材を置き、滞在しています。トイレも使用でき、役場から電気をお借りし、お湯を沸かしたり出来るので、そこまで不自由さは感じていません。
少しでも早く復興できるよう助けになりたいですし、一棟でも多く作業に取り組んでいきたいです。

活動の現場より

広島県支部 住田さん(56歳)

12日夜到着し、13日より活動開始しています。
広島からは1陣11名、14日には2陣として6名が到着します。まだまだ寒さはありますが、テントや車中泊等で寝泊まりし、毛布などを持ち込んで乗り切っています。

シート掛け作業は屋根に登れる職人と、下での作業の半々で取り組んでいます。当初から作業にあたる大月本部のメンバーにやり方を教えてもらい、切妻屋根の形状なら自分たちの手でできるようになりました。無理をせずに安全第一での作業です。
現時点で8棟の家屋にシート掛けをしてきました。1日5棟ほどのペースですが、慣れてきたのでもっと早い作業ができるだろうと思います。

16日(金)まで作業し、広島へ戻る予定です。
まだまだ被災されている家屋はありますが、滞在できる範囲内で段取り良く、一軒でも多く、手助けして頑張っていこうと思っています。怪我など、2次災害を起こさないよう安全第一で、作業に取り組みたいと思います。

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