国が被災した住宅のブルーシートによる緊急処置の資材・施工費を1世帯につき最大5万円を支援することを決定

政府は、地震や台風で被災した住宅の屋根などにブルーシートを張って応急的な処置をする場合の費用を支援することを決定しました。災害救助法による救助の程度や方法などに関する規定をこの2023年6月16日に改正・施行し、全国の自治体に通知されました。
改正後の規定では、被災した住宅の緊急の修理として、ブルーシートを張るための資材費や建設業者による施工経費を対象に、1世帯当たり最大5万円を支援。申請は自治体を通じて行うことになります。
災害発生から10日以内に完了した緊急の修理が対象となるが、内閣府の担当者は「10日で実施が困難な場合は延長も可能だ」と話しています。
近年、地震や台風で住宅の屋根や外壁などが損傷し、その後の降雨によって被害が拡大するケースが多発。高齢者が自力でブルーシートを張ろうとして屋根から転落する事故も起きていました。

【新聞記事より要点を抜粋】

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