熊本地震 活動記録

述べ派遣人数:80人
ブルーシート掛け件数:34棟
活動期間:2016年4月27日〜5月11日(16日間)
派遣先:宇土市、宇城市
※日本ステンレス工業(株)による活動

災害データ

2016年(平成28年)4月14日 午後9時16分 発生
M7.3
最大震度6.5強
全半壊棟数:38,414棟

熊本地震

今回の活動は4月27日に第一陣8名、5月1日に第二陣7名が合流し計15名・15日間で延べ98人での活動となりました。シート掛け合計は42棟でした。
ブルーシート掛けのボランティアを行っていることを全国ニュースやネットニュースで配信されると、それを見た現地の方から「ニュースを見て電話番号を調べました。我が家も是非お願いしたいのですが…」と藁にも縋る思いのお電話が数件寄せられました。現地の行政によりブルーシート掛けのスケジュールを決めていただいており、次に待っている方がいらっしゃる中でお断りをしなければいけないのは断腸の思いでした。
地震から1か月半が経ち、家の修理もままならず過ごしている方がまだまだ大勢いらっしゃいます。せめて一刻も早い応急処置が進んでいく事を望みます。

出発

必要な資材を積み込み、第一陣が出発しました。

熊本に到着

道路には落石があり、土砂崩れの跡も生々しい状況でした。

当協会員である日本ステンレス工業(株)の取引先のご厚意で、現地にて材木を確保しました。

ブルーシート掛け作業

主に宇土市、宇城市での作業を行いました。度重なる共振に耐え切れずに崩れる家屋や道路などの状況は思っていたよりもひどく、ほとんどのお宅で何らかの形で被害が出ており、特に屋根の損壊が多く見受けられました。
若い方やご主人のおられるお宅では自分達で屋根にシートを掛けて雨をしのいでいました。今回はお年寄りや女性だけのお宅に対象をしぼった作業となりました。

風に飛ばされないよう、ブルーシートを材木で固定します。行政とも連携し、なるべく多くの屋根に応急処置ができるよう全力を尽くしました。

朝日新聞に取り上げられました

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